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2007年10月に作成された投稿

2007年10月27日 (土)

リンゴ狩り

朝晴れていたのでリンゴ狩りへ行ってきました。
1時間半くらいのところに徳佐と言う西日本では、最大級のリンゴの産地があります。
現地では雨が降り残念でした。家に帰れば雨が降った形跡もなく晴天です。
やはり山間地の天候は違いますね。

途中の道の駅「長門峡」での写真です。
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道の駅でも徳佐のリンゴを売っています。
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雨が降り出し、寒いので早々に引上げました。
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2007年10月25日 (木)

我が家のニャンコ

彫刻が続いたので気分を変えて我が家のニャンコの登場です。
箱に書いてある「満杯」がぴったりです。

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2007年10月21日 (日)

野外彫刻: ナルシスの滝

これで、第22回現代日本彫刻展の20作品を全部紹介し終わりました。
今回は外国の方の作品が多かったです。国際的になった表れでしょうか。

22回以前の彫刻の本ブログでの未公開写真もその内に登場させたいと思います。

この作品は、他とちょっと変っています。
果たしてこれが彫刻?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
彫刻と言うイメージにこだわる必要もないかもしれません。
作者の意図はあっても、見る人がそれぞれ想像すればいいように思います。


作者のコメント
実素材を用い、それが持つ重量感を生かしたり、ボリューム感を演出することにより
実在感を表現するのは、絵画にはまねできない彫刻表現の醍醐味ですが、
一方で絵画にはまだ、あらかじめそれが平面ですよと種明かししておきながら
観者の視線を引き込み、複数の時空が同時に存在しているかのように意識させる
ような、複雑な経験ができるという魅力があります。私は、現実の空間で、現実の
物質を用いながら、絵画を鑑賞するような経験ができる彫刻を作りたいのです。


作品名: ナルシスの滝  作者: 松井 紫朗  第22回現代日本彫刻展 2007年
材質: 鉄、コンクリート、ポンプ
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近付くと危ないよ!
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突如消えたりします。
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2007年10月20日 (土)

野外彫刻: 立つ人-宇部 

美祢の大理石を使ってあると書いてあります。親しみを感じます。
この作品は見るのもいいですが上に乗って楽しむのもいいようです。

作者のコメント
この作品は山口県美祢の大理石を使った造りました。多くの人は
「立つ人-宇部」に戸惑うことと思いますが、まずは彫刻の上を歩き不安定な
揺らぎや石の音で、遠い記憶を呼び覚まし、自らの身体を感じながら斜面に
位置するこの作品を楽しんでみてください。
そして暫し作品の際に立ち常盤湖を見渡し眺め、風景と溶け込む自らの身体と
彫刻の不思議な関係を考えてみて下さい。
天候や時間の変異とともに、どのような鑑賞もそれぞれの想いで変容することでしょう。


作品名: 立つ人-宇部  作者: 林 武史 
第22回現代日本彫刻展 2007年   材質: 山口県美祢産白大理石
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2007年10月19日 (金)

野外彫刻: COLUMNS OF THE THOUGHT 2007  

今回は、外国の方の作品が多くあります。
作者のコメントも訳されたものでしょうが、これを入力するのが普通の文書を
入力するより時間がかかります。普通話すような言葉ではなく、また芸術家の
考える文章は凡人には理解できないところも多くあります。
残りはあと2作品となりました(たぶん)


作者のコメント
私はこの作品で、人間の本質についての考察を促す鉄の柱を提示した。
矛盾するようだが、冷たい金属は人間性について語る理想的な材料である。
人間は、自らと宇宙とを、みかけ上では均衡する二種類の自然だと考えてきた。
これらの柱は人間の本質、つまり私たちの行動すべてを規定する制御不可能な
不変性、について考えるように誘う。多くの要素が宿る身体であり、枠組みであり
骨髄であり、理性と非理性が往来する存在である。


作品名: COLUMNS OF THE THOUGHT 2007  作者: エドガー・ズニガ・ヒメネス 
第22回現代日本彫刻展 2007年   材質: 鉄
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柱の間に本らしきものがあるのが分かりますか。
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2007年10月18日 (木)

野外彫刻: Awakening Dragon

作者のコメント
私は不規則な形の自然石だけを選んで制作する。
自然石のかたちと表面は、死骸に似たものを思わせる。
それを慎重に切り開くと、隠されていた生命感ある内部が出現するのだ。
玉石は新しい衝撃と美の中で本質を現す。作品の運動感や鱗に似た構造は、
植物が成長する様子や宇宙に突然出現した古代生物を連想させる。
原始時代からの石の中で長く眠った後、抑圧する覆いを脱ぎ去って、
ドラゴンは新たな生命として目覚めたように思える。


作品名: Awakening Dragon  作者: アルバート・ヘティンガー 
第22回現代日本彫刻展 2007年   材質: 石
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2007年10月16日 (火)

野外彫刻: PERMUTATION

作者のコメント
この作品のテーマは「順列」である。私は、かたちの流動性や連続性や
量塊を変形することで、順列の典型的な特徴を表現した。
私にとっての順列とは、理論的で戦術的な、ずるい策略かトリックである。
だが、この彫刻の中のいくつかの要素の共存や相互依存には驚かされる。
だから、私は次のように語ることができる。「新しく現れた特色や、自然界で
観測される過程に似たものからではなく、かたちを切り離すことから共存が
うまれるのだから、残酷なものだ。」

作品名: PERMUTATION  作者: ピョートル・ツフォルドフスキー 
第22回現代日本彫刻展 2007年   材質: 鉄
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2007年10月15日 (月)

野外彫刻: Watching the Watchers

迷路を小さくしたような作品です。
作者のコメントを読むとあの鍵穴も意味があるようです。

作者のコメント
この彫刻は監視を主題とした参加型の作品である。
「誰が監視者を監視するのか?」
この言葉は、2001年9月11日の同時多発テロ以降のアメリカで、安全性の強化、
個人情報の保護、権力者の責任の間の緊張感を伴う問題だとみなされている。
この彫刻には、他者が見えると同時に、その姿を他者からも見られる位置に鍵穴がある。
それは、目で見るだけの作品より対話的であり、鑑賞者の参加によって作品は完成し、
その意味を明らかにするのだ。


作品名: Watching the Watchers  作者:アンドレア・トンプソン 
第22回現代日本彫刻展 2007年   材質: 鉄

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2007年10月14日 (日)

野外彫刻: Gravitation

作者のコメント
直立した人体、大地より発芽した生命体、構築された数々の遺跡に共通する
エネルギーを感じる。そのエネルギーを、空間を構成する上で最も基本的な
要素である重力に相対する力としてとらえた。それらの個々に内在する力を
自己の中で再構築し、それを大地に根ざした
「立脚するフォルム」として、原始からの素材である石を用いて表現した。

作品名: Gravitation   作者:大井 秀規   第22回現代日本彫刻展 2007年
材質: 黒御影石
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2007年10月13日 (土)

野外彫刻: 共生

同じタイトルの作品がシンボルロードにありますが、作者は違うようです。
福田総理も確か共生って言葉を使われたような・・・


作者のコメント
自然と人の営みとの関係を形にした作品です。公園の立樹を自然に例え
それをとりまく無数の金属の棒は人の営為です。
人の営みが無限の恩恵を与えてくれる自然に対して高圧的、懐疑的でなく
優しく寄り添う姿を金属の棒の曲線で、金属の穂は人の営みが実り、実を付け
頭を垂れ自然に対し感謝し謙虚な姿を示しています。
1997年制作の「共生」が自然と人の営みを対比同等に示した作品に次ぐ
シリーズです。

作品名: 共生   作者:望月 菊磨   第22回現代日本彫刻展 2007年
材質: コールテン鋼、鋳鉄
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逆光でした
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2007年10月12日 (金)

野外彫刻: 風のうたたね

やっと少し涼しくなった感じです。
でもまだ半袖Tシャツで、今PCに向かっています。
風で動く作品は今まででもよく見かけます。
いろんな感じに見ええるのでこんな作品も好きです。

作者のコメント
あやふやなまま擬人化されユーモラスで温もりを感じさせる動きをします。
回転軸が三ヶ所あり、それぞれの角度とバランスで、強風時はショックを和らげ
微風時は軽やかに。刻々と変る自然のうつろい、心なごむ小さな発見、ほっとする瞬間。
誰にでも平等に与えられた、ほんのひと時の悦楽、夢みる楽しみ。なんてことはない、
幸せの一瞬。季節の流れを肌で感じながら、どう動くか、どう見えるかは風まかせ。
自然のリズムに身を任せて。


作品名: 風のうたたね  作者:大隈 秀雄   第22回現代日本彫刻展 2007年
材質: ステンレススティール、チタン、銅、真鍮、コールテン鋼
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2007年10月11日 (木)

野外彫刻: 地上の惑星・・・水

こういった風景が映り込んだり、回転したりする作品は好きです。


作者のコメント
ある一定の距離を保ちながら回転し宇宙に光り輝く惑星。
丸い板は4本の円柱によって互いを引っ張り合っています。外側へ傾こうとする力が
常に加わっているからです。円柱は自らの重みで水平を保っており、触れることで正方形の
形は変化し全体も回転します。
ステンレスに映し出される風景は連続性によって永遠、浮遊感を表現し、この小さな
惑星に夢を試みました。


作品名: 地上の惑星・・・水  作者:山岡 昇   第22回現代日本彫刻展 2007年
材質: ステンレススティール、ベアリング
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2007年10月10日 (水)

野外彫刻: BREATH

作者のコメントを読んでも分かったような分からないような・・・
見た人が自由に想像すればいいと思いましす。

作者のコメント
空間に絵を描いたような構造をもつこの作品では、鑑賞者との共鳴が意図されている。
私は日本の琴に似た弦楽器を用いて、振動が生み出す音の構成を行っている。
音階を生み出す空間上の比例関係(それは作曲の研究から得られた)を彫刻表現に直接的に
翻案したのだ。この作品は、静止したかたちでは表現不可能な霊的・普遍的な声が宿った
印象を与える。私はその声に導かれて、浮遊感をもった彫刻、光に反応する彫刻を創造した。


作品名: BREATH  作者:アクセル・アンクラム   第22回現代日本彫刻展 2007年
材質: ステンレススティール
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2007年10月 9日 (火)

野外彫刻:  Stone Capsules

作者のコメント
この白御影石の作品は、中が空洞になっており、土が入れてあり、
様々な形態がパズルのように組み合わさって一つの共同体を
築いています。
宇部の風が植物の種を運び、空いた穴に入り込み、ひそやかに
芽吹くことでしょう。


作品名: Stone Capsules  作者:鈴木 典生   第22回現代日本彫刻展 2007年
材質: 白御影石、土、植物
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2007年10月 8日 (月)

野外彫刻: 陶の植物園

今日は休みですがあいにくの天気、でも15時頃から晴れてきました。
「遅い」って言いたいです。


作者のコメント
花の王と言われるボタンの華麗で生命力溢れる姿を、やきもので拡大して複数造り
その魅力を十二分に引き出し、不思議な空間を演出する。

作品名: 陶の植物園  作者:杉浦 康益   第22回現代日本彫刻展 2007年
材質: 陶
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2007年10月 7日 (日)

野外彫刻: 光の受容器-2007

この作品は、金属の作品に比べて優しい感じはします。
この日は光が少なくて残念でした。

作者のコメント
緑と光溢れる公園の中にあって、光のエネルギーを大地に伝える媒介装置を
イメージしています。あるいは刻々と変化する光の色、降り注ぐ光の変化を
受け入れる器と言ってもいいでしょう。もともと地中に眠っていた土を焼き固めることで
大地との関係を計り、周りの景色を穏やかに映しこむ表面は、周囲環境との親和を
意図しています。この作品で大地と空との接点を作り出せればと思っています。


作品名: 光の受容器-2007  作者:清水六兵衛   第22回現代日本彫刻展 2007年
材質: 陶

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2007年10月 6日 (土)

野外彫刻: 水の風景

大きさは子供が写っているので分かると思います。
作者のコメントを読むと、芸術家の発想は凡人とは違うと感じます。


作者のコメント
鉄の板をバーナーで熱し、水で冷却するという造船の技術(ぎょう鉄)を使い、その
繰り返しだけで作品のかたちを造りだす。
厚さ28ミリの鉄板が、熱と水によって自らを解放するかのように動き出し、
水のかたちへと変容する。鉄という物質から水というイメージへと思考が行き来する。
それらのせめぎ合いが、かたちを作り出す。
水の惑星地球は、その30パーセントが鉄でできている。空にある水と地上に溢れる水、
地下にこもる水、それらを繋ぐ鉄のかたちが、鉄の遠い記憶を呼び起こす。


作品名: 水の風景  作者:大槻 孝之   第22回現代日本彫刻展 2007年
材質: コールテン鋼  
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2007年10月 4日 (木)

野外彫刻: Storage of celestial mechanics

この作者は外国の方のようですね。
コメントにある内側の仕掛けは中を見ていないので分かりませんでした。
このコメントをかいて初めて気付きました。
今度行った時に見てみます。


作者のコメント
重圧で快適とはいえない、塔のような三軒の鉄の家は、内側に仕掛けが施されている。
暗闇の中、機械で動く影が屋根の内側に映し出され、二次元的な線描を絶えず変化させる。
影とは特異な存在である。現実の触れることのできる世界は失われるが、現実性や
元の姿は保たれる。「光の中の穴」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)以上のものである。
「友よ、君が社会の中で生きようと思うなら、お金よりも影の崇め方を学びたまえ」
(アーダルベルト・フォン・シャミソー)

作品名: Storage of celestial mechanics  作者:ハンス・ショール   第22回現代日本彫刻展 2007年
材質: 鉄
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2007年10月 3日 (水)

野外彫刻: 再生の日

さてこのイメージは、何でしょうか。
作者のコメントに出てくる出迎えてくれる山でしょうか?


作者のコメント
残業を終え夜遅く家路を急ぐ、人気の無い夜道、街路灯が足元を照らす。
真正面を仰ぐといつもの向かい山が出迎えてくれる。
くよくよするな。明日があるさ。

作品名: 再生の日  作者:寺沢 啓治   第22回現代日本彫刻展 2007年
材質:セメント、鉄板
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2007年10月 2日 (火)

野外彫刻: mixed view

やはり近くでのぞいてみたくなる作品です。
周囲の風景がさかさまに写って見えます。

作者のコメント
人は自分の感覚器官から様々な情報を得て生きています。
特に目からの情報が80%と言われていますが、見る物と
目との間に物体を介することによって、対象が直接肉眼で見るものとは異なった
有様で見えたとき、その意外性に新鮮な驚きを覚えます。
この現象は、人の視覚能力の範囲を示すと同時に、何らかの介助があれば、
感覚は更なる広がりや深みを増す可能性があることを教えてくれます。

作品名: mixed view  作者:竹鶴 寿男   第22回現代日本彫刻展 2007年
材質:ステンレススチール、ポリエステル樹脂
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2007年10月 1日 (月)

野外彫刻: 河馬の工事現場

こういった動物ものは子供たちに人気のようで、この前で子供の写真を撮られている
のを何度か見ました。

作品名: 河馬の工事現場  作者:村中 保彦   第22回現代日本彫刻展 2007年
材質:ステンレススチール
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後姿です。
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