野外彫刻: Honey Spoon
第23回UBEビエンナーレ’09 (現代日本彫刻展) 2009年
2009年10月3日から宇部市のときわミュージアムで、第23回UBEビエンナーレ’09が
開催されています。期間は、11月15日までです。
展示されている作品を紹介していきます。
今回の23回から「UBEビエンナーレ」の名称が前面に出てきました。
前回は、「第22回現代日本彫刻展」の名称が前面に出て、22nd UBE Biennale'07の
言葉も出てきています。それ以前は、、「第xx回現代日本彫刻展」だけの表示です。
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フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、
ビエンナーレ(biennale)とは、2年に一度開かれる美術展覧会のこと。
「ビエンナーレ」の原意はイタリア語で「2年に一度」である。
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さて、この作品ですが、この作者の作品は、前回2007年のの22回でも「BREATH」と
いう作品が、登場しています。このときは、外がメッシュ状になっていますが、
今回の作品と比べても同じ作者だということが、実感できます。
作者のコメントを読んでも、私のような凡人にはよく理解できません。
言葉ではなく、実際の作品を見て何かを感じれば、いいと思っています。
以下、リーフレットに書かれている内容をそのまま載せておきます。
①作者名: アクセル・アンクラム ②作品名: Honey Spoon
③材 質:ステンレス、ナイロン、FRP ④サイズ:295×240×140cm
⑤重 量:120kg 第23回UBEビエンナーレ’09 (現代日本彫刻展) 2009年
⑥作者コメント:
ハニー・スプーンと名付けた此の彫刻は、ある意昧で瞬間的な知覚で
ある美学との遊びである。其れは露出され価値ある光が変化するものに依存している。
「一の絃(いと)」の張りは直感的に同調された旋律へ導かせ、其の絃長は即に計測
され、定義された満足いく或る点か、転換点が示され鋼線の彫刻へと脱皮していく。
響きは明快な音ではない。精密に絃長から鋼線への変身ではない。むしろ、変形して
いるか、すでに内包され約束されたものか、三次元的な立体への瞬間かが鋼線の中にある。
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