野外彫刻: 歩行視のためのオブジェ
さて、残り3作品になりました。
メッシュの中にさらにメッシュがあるロシアのマトリョーシカみたいな作品です。
何層もあることで、面白い効果を出しているように感じます。
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第23回UBEビエンナーレ’09 (現代日本彫刻展) 2009年
以下、リーフレットに書かれている内容をそのまま載せておきます。
①作者名:杉山雅之 ②作品名:歩行視のためのオブジェ
③材 質:ステンレス、塗料 ④サイズ:235×220×270cm ⑤重 量:300kg
⑥作者コメント:
作品を作ることは、個人的な企みであると同時に、開かれた共同作業でもあると
考えます。構想、制作、展示、それぞれの段階で、先達者の作品や、科学技術、
美術館などの機構が、作品の骨格を支えています、この共同作業を最終的に成し
遂げるのは、作品を実際に見る人です。
タイトルにある「歩行視」とは、そういった視る人の視線と身体の運動態の一様態
です。では、作家はというと、それらが通過する箱と言ったところでしょうか。
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