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2009年10月21日 (水)

野外彫刻: 五つ柱の音

昨日に続いて木の作品です。
TVのニュースだったか、設置中の様子が取り上げられた時、この柱が
まっすぐに立たずに苦労されていました。作者だけでなく製作、設置される
方々の苦労がよくわかりました。

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第23回UBEビエンナーレ’09 (現代日本彫刻展) 2009年
以下、リーフレットに書かれている内容をそのまま載せておきます。

①作者名:尾崎実哉    ②作品名:五つ柱の音
③材 質:木(楠、ケヤキ他)、鉄 ④サイズ:200×380×300cm ⑤重 量:800kg
⑥作者コメント:
手で道具で彫ることは、今日、又これからの芸術作品にとって、本質的なことと考える。
木の存在感を借り、道具を自分の「手」とし、自分のイメージを形にしていく。
いかに素材に潜むエネルギーを破壊させることなく作品に変貌させる事が出来るかが
重要であると考える。自然木と技巧の均衡、イメージと素材の効果的調合を計り、
素材が生まれながらに持つ特徹を保ちながら、一方で洗練させ、一方で複雑にする。
つまり、木がそのままで持っている圧倒的な存在感と鑿(のみ)、手斧(ちょうな)によって
加えられる人工性の桔抗を計ることにより、常に本質的と思われるものを求めて
いきたいと考える。

Choukoku_091004_031

木の中に鈴のようなのがあるんですけど、よくわかるように撮っていませんでした。
今度行く時、撮ってきます。
Choukoku_091004_032

Choukoku_091004_033


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