野外彫刻: public protective room
この作者は、ドイツの方のようです。
今回のビエンナーレでも一般の見学者の注目を集めていたように思います。
木のぬくもりとトゲトゲした先端が印象的です。
最後の写真に、設置中の写真も載せています。
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第23回UBEビエンナーレ’09 (現代日本彫刻展) 2009年
以下、リーフレットに書かれている内容をそのまま載せておきます。
①作者名:クリストフ・ロスナー ②作品名:public protective room
③材 質:杉 ④サイズ:350×350×350cm ⑤重 量:4、000kg
⑥作者コメント:
方々で、都市こおける生活空間は窮屈になっている、人々は隙間無く寄り添って
暮らし、私的な空間も公的な空間も分け合わなければならない、共同生活の中には、
たくさんの不安や危うさ、脅威が存在する、安全であることや堅固であることへの
人々の切望は、文明の始まりと同じくらい昔からのものである。私の〈公共避難所〉は、
開かれた形と閉じた形の両義性を表している。それは保護と監禁との間、安心と脅威
との間の両義性でもある。
私の作品は、外に対して攻撃的な印象を与えるが、あなたはその内部を通り抜ける
ことができる、作品の透過性によって生み出される光の効果は、鑑賞者の動きに
従って、作品の外観や内側からの眺めを変化させる。
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