彫刻散歩-循環・メビウス
月日のたつのは早いものでもう12月です。
「Transfiguration"LINK"Ⅶ」の道路の反対側付近にあるのがこれです。
作者の後藤良二さんの作品「円弧すべり」が今年のUBEビエンナーレの市民投票で
一番になりました。
「円弧すべり」とはかなり作風がちがいます。作者の幅広い才能のあらわれでしょうか。
宇部市にあるのは、まだビエンナーレ後ときわミュージアムにある「円弧すべり」と
この作品です。
作品名:循環・メビウス 作者:後藤 良二 制作年:1997年
風雨にさらされ少し汚れている箇所があります。
段になっているところはゴミがたまりやすいですね。
最近不思議な縁あって、作者の後藤良二先生からいただいたものです。
わが家唯一のお宝です。パソコン前が汚いですね。
(実はパソコン前だけじゃなく家中散らかっています)
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コメント
すごい!! 当方の大特集ですね(*゚ー゚*)
あらためて考えますと、恐らく日本で一番彫刻の紹介が充実している
ブログなのではと思います。
宇部市も彫刻の町を標榜するならば、このようなブログを助成の対象にするとか・・・
当方若い時分、彫刻工房で助手をしていた時、多くの彫刻家のアトリエを覗くことができました。
その一人当ページ、カラスの柳原先生のところにも型取り作業の為、よく出入りをしていました。
粘土をカッチカチの岩状にしてから造形される
先生で、おかげで型からの粘土のかき出しが大変。
普通、ものの一時間で終える作業が二日に渡ってしまったことを思い出します。
澄川喜一さんも芸大の講師をされていたころ、工房に来られていた先生で、
かなり、くだけたところのある面白い先生でした。工房で見知った作家の中では、
一番の興味を惹かれた作品をつくっていた作家です。
そんな、大先生達に混じって通りに並んで作品を置ける
ことが、設置当時、誇らしく嬉しく感じました。
投稿: 作者 | 2009年12月 2日 (水) 13時25分
作者の大先生、こんばんは
普通より少し多めに写真を載せました。
宇部市の彫刻は、写真はかなり撮っています。
同じものも何度も撮っていたりします。
風景の一つとして季節や時間によっても違って見えます。
そんなにほめていただいても何も出ませんよ。
もっとうまく紹介されている方も多いと思います。
あの柳原先生カラスがそんな作り方なんですね。
宇部市の通りにもっと後藤大先生の作品を並べましょう。
投稿: かずくん | 2009年12月 2日 (水) 20時21分